【GMノート】📜 誰かの失くした日誌 [Day3]📜 2024-12-17 11:30 黒い砂漠MOBILE









誰かの失くした日誌


砂嵐が荒れ狂う砂漠で、誰かの日誌が発見された。

紙がボロボロで読みづらいが
この日誌の持ち主は、ここ最近の見事な仕事ぶりと
無慈悲な行動で有名な「デッドアイ」と推測される。

デッドアイの名声に比べて知られている情報は少なかったが
今回発見された日誌によって、彼女の驚異的な力の正体が明かされそうだ。
日誌がひどく損傷していて復元に時間がかかるため、一日に一枚ずつ公開する予定だ。


[Day3]





過去の記録はこちらで!

 

コメント 1
エバーミリオン 2024-12-18 11:33
◆デッドアイの日記内容の文字起こし
[Day3]
どれくらい時間が経っただろうか。いつの間にかこの武器は昔から私のものだったかのように馴染んでいた。流れゆく夜空に輝く異質な星々にも慣れ、星座で方角を読めるようになった頃、マルニは私にカルフェオンという場所へ行こうと言ってきた。
どうやらこの付近で、かつて君臨していた王に関する意外な情報を入手したようだった。だからこそ、どうしてもそこに行かなければならないのだという。
私は奴の奇妙な”研究”なんかにこれっぽっちも興味はないが…
まだ情報が十分とは言えないためマルニに従うことにした。
私はマルニと共にアンカト港からバレンシアを出発した。
航海するのは初めてだったが、広大に広がる海は驚くほど美しく感じた。
船に乗っている間、「この世界」についてマルニに説明を求めると、奴はまるで教授にでもなったかのように講釈を垂れてきやがった。
聞いているうちに飽きてきたので、自ら経験してみなければ分からないと言って、適当に話を終わらせた。
頭のおかしな奴ではあるが、故意に危害を加えるような奴ではなさそうだ。

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・・・と思ったのも束の間。あの野郎はカルフェオンに到着するといきなり姿を消しやがった。たった一通の手紙だけを残して!
 【近いうちにまた会おう】
今度会ったら膝に弾丸をぶち込んでやる。クソ、奴を信じた私が馬鹿だった。
だからといって、このままじっとしているわけにはいかない。
私は一人でエディの行方を追うことにした。
カルフェオンの中心地には…バレンシアよりもっと奇想天外な風景が広がっていた。
家くらい身体のデカイ奴や、角が生えている人間がいたり、耳の長い子どもに道を訪ねようと「坊や」と声をかけるとひどく驚いた様子で「何歳だと思っているんだ」と言われたり…それだけじゃない、なんとラッコが言葉をしゃべるじゃないか。
まったく!本当にとんでもない世界だ。
2024-12-18 11:33
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